繰り上げ返済は危険な場合もある

繰り上げ返済はいつも吉とは限らない

住宅ローンなどの長い期間返済していく大きな借り入れは、できるだけ月の返済額を減らして、余裕を持って生活できるようにしていくべきですね。

そうすると、余裕のある分を貯蓄して行って、将来のリスクに備えることができますから、精神的にも楽になります。
ある程度たまったら、繰り上げ返済をして、返済期間を短縮出来たら更に楽になるでしょう。
ただし、どんな状況でも、早く繰り上げ返済するというのは正解とは言い切れません
特に今はマイナス金利の導入で金利が史上最低まで落ちてきています。特に住宅ローンでは、新規では固定で0.5%などという低金利も出てきています。
国債で運用できない金融機関にとっては、個人への貸付で何とか運用をしようと言う競争が起きているからです。
いわば、今は借り手優位な時なのです。もちろん返済してしまえればとっても楽になりますが・・・

それでリスクに備えるための資産をほとんど使ってしまったら将来へのリスクが増します
金利は、上がりだしたら早いですし、日本や世界の情勢を見ていると、EU解体が進むのではないかとか、中国のハードランディングがあるのではないかという心配もあります。
もしそうなった時に、あまり蓄えが無かったら大変な事になるかもしれません。
急激な金利上昇や、収入の減少など突然起きるかもしれません。
固定金利だとしても、収入が激減したりしたら、返済がずっと厳しくなってしまいます。

このように考えると、低金利の時はできるだけ余裕資金をためて、急激な金利上将になったら繰り上げ返済をする方が安心です。

返済をするのではなく、より低金利の物に借り換えたりとか、将来必ず必要になることは今の低金利のうちにお金を借りてやっておくとかする方が賢い選択ではないかと思います。
たとえば、傷んできた家の修繕リフォームなど、いずれしなければならないものならば、金利の低い時にローンを組んでやっておくとかなどです。
無理にお金を借りる必要は有りませんが、金利の低い時は借りる高くなったら、繰り上げ返済するという方法が一番リスクが低いものと考えます。

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